第7話 我が子との生活の中で|わたしの音楽ヒストリー

一人目の子どもが生まれたばかりの頃は、戸惑うことばかりで四苦八苦。 

子育てって、仕事のような締切がないから、終わりが見えなくて、どうすれば正解なのか、これで本当に大丈夫かな?と不安でした。

健診の紙に書いてある質問項目の「いいえ・はい」を見て心配になったり。

雑誌やネットを見ては「●ヶ月になったから●●しなきゃ!」という気持ちが強かったなぁ… 


それでも日々の生活リズムがなんとなくできてくると、今度は毎日何して過ごそうかなぁと頭を悩ませるようになりました。 


調布には、児童館の「赤ちゃんひろば」や、すこやかのコロパン(調布ママなら絶対知ってる支援センターの子育て支援事業)、プレイセンターなんかもあって、気軽に利用できるお出かけ先がいろいろありますよね! 

わたし自身も、そういうところで知り合いが少しずつ増えていって心強かったです。お友だちと一緒に良さそうな講座やお出かけ先を見つけては、あちこち出かけていました。


その頃、ママ友から「リトミックか音楽教室に行こうと思ってるんだ」と聞いて、我が子の習い事にリトミックを考えるようになったんです。 

1歳頃から習いに行けるところがあるんだ!と知ったのと同時に「あれ、もしかして、リトミックを教えられるかも?教えてみたいかも!」という思いがフツフツと湧き上がってきました。   


だけど、わたしが知っていたのは、音大の授業で受けていた音大生のためのリトミック。

子ども向け、ベビー向けにどんなことができるのか、ちゃんと知りたくなって、あらためてリトミックを勉強してみることにしたら、子どもより自分がドハマり!したのでした。 

勉強すればするほど、初めてのピアノの生徒さんを持ったあのときに知っていたらどんなに良かっただろう!と何度も何度も思いました。


音楽教えるのではなく、音楽教えるという考え方は、私が目指すレッスンそのもの。 

楽器の演奏指導にかたよらない音楽教育というところにも惹かれて、もっとこのメソッドを知りたい!と学び直し、国際免許に準じたリトミックの先生になれるよう現在も研鑽を続けています。

リトミックの指導者資格って、たった1日で取れるものから、何年も何年もかけてじっくり学ぶものまで本当に多種多様。これについては、また別の機会に語りたいくらいです!


2015 年、調布でリトミックとピアノの教室 ORINAS Music Room を立ち上げ、以来ご縁のあった方々と音楽の時間を過ごしてきました。教室立ち上げ当初に1〜2歳だった生徒さんたちは、2025年の春には6年生!もうすぐ背丈も抜かれそうです!


わたしが生徒さんたちに伝えられることは、膨大な音楽の学びのうちのほんのひと握り。 

だけど、4歳のわたしが感じた気持ちの高ぶりや、音楽が素敵なものだと感じ続けてきた気持ちを、少しでも伝えたい!

 

今すぐに「すごいね!」と称賛されるような技術や知識をつめこむのではなく、10 年後、お子さま自身が「自分には音楽があって良かった」「ピアノを続けてきて良かった」と思えるようなレッスンを積み重ねたいと思っています。

小さなわたしが憧れた「音楽教室のイワサキ先生」に近づけているといいなと思いながら、今日もピアノに向かっています。 


最後まで読んでくださってありがとうございます! 

わたしの音楽ヒストリー、今はここまでです。 

この先は、ご縁のあったあなたや、あなたのお子さまと一緒に、歩んでいけたらいいな! と思っています。


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